戸建住宅向け光回線プロバイダを比較!おすすめの最安プロバイダはここ!
いよいよ我が家も光回線への乗り換えを検討
新型コロナウィルスがきっかけで始まったテレワークも、早いものでもう1年。
環境整備として先延ばしにしてきたものがあります。
ネット回線です。
我が家はADSL
恥ずかしながら、我が家はなんとまだADSLです。
せいぜいYoutubeが普通に見れれば十分であった我が家にはADSLで必要十分。
なんと、月々1500円程度のYahoo!BBの12Mバリュープランで長年インターネットを謳歌してきたのです。
我ながら「セコい!」と自分でも思うけれど、可能な限り固定費を抑えて入金力に回すのは、Fireを目指す人間にとって基本中の基本。
しかしそんな我が家であっても時代の流れには抗えません。
テレワークのZoom会議ですらADSLで問題なくこなしてきましたが、ADSLのサービス終了が近づいてきてしまいました。
戸建て住宅向け光回線は高い
私は戸建住宅に住んでいます。
電話のメタル線を利用しているために格差のなかったADSLに対し、戸建住宅向けの光回線価格はマンションの倍近くかかります。
相場を見渡せばざっくり月額6000円程。
月額1500円のADSLを利用してきた私としては、月々6000円の光回線はあまりにも高い。
少しでも安い光回線サービスにしたいけど、参入企業が多くキャンペーンも複雑でわかりにくい。
戸建て最安と言われる光回線サービスを比較
早速、光回線サービスの最安議論で名前の上がるサービスの料金を比較してみます。
検索して出てくる比較表は作成したタイミングによってキャッシュバックなどのキャンペーンが異なっていたり2年間契約のみを前提としていたりして、自分と条件が異なります。
面倒ですが、自分の条件でどのサービスがお得になるのかは、自分で計算をしたほうが確実です。
キャッシュバックや割引は申込みサイトや代理店特有のものも存在しますが、オプションの申込みが必須であったり手続きが煩雑であったりするので選択肢から除外しておいたほうがいいでしょう。
私的にはipv6とひかり電話は申し込む予定なので、込みで計算します。
プロバイダ | 事務手数料 | 工事費 | 月額基本料(実質) | ipv6料 | ひかり電話 | キャッシュバック | 割引 | 2年総額 | 4年総額 | 6年総額 | 解約料 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク光 | 3,300 | 26,400 | 5,720 | 0 | 550 | 62,400 | 0 | 117,780 | 268,260 | 418,740 | 10,450(2年縛り) | |
ソフトバンク光(おうち割1100円) | 3,300 | 26,400 | 4,620 | 0 | 550 | 62,400 | 0 | 91,380 | 215,460 | 339,540 | 10,450(2年縛り) | ソフトバンク契約者は永年1100円または550円割引 |
ソフトバンク光(おうち割550円) | 3,300 | 26,400 | 5,170 | 0 | 550 | 62,400 | 0 | 104,580 | 241,860 | 379,140 | 10,450(2年縛り) | ソフトバンク契約者は永年1100円または550円割引 |
NURO 光 | 3,300 | 44,000 | 5,217 | 0 | 550 | 45,000 | 44,000 | 96,708 | 235,116 | 373,524 | 10,450 | 外壁に光キャビネット設置が必要 |
NURO 光(おうち割1100円) | 3,300 | 44,000 | 4,117 | 0 | 550 | 45,000 | 44,000 | 70,308 | 182,316 | 294,324 | 10,450 | ソフトバンク契約者は永年1100円または550円割引 |
NURO 光(おうち割550円) | 3,300 | 44,000 | 4,667 | 0 | 550 | 45,000 | 44,000 | 83,508 | 208,716 | 333,924 | 10,450 | ソフトバンク契約者は永年1100円または550円割引 |
IIJmioひかり | 880 | 19,800 | 5,456 | 0 | 550 | 0 | 20,592 | 144,232 | 288,376 | 432,520 | 5,000(2年まで) | |
IIJmioひかり(mio割660円) | 880 | 19800 | 4796 | 0 | 550 | 0 | 20592 | 128392 | 256696 | 385000 | 5000(2年まで) | IIJmio契約者は永年660円割引 |
楽天ひかり | 880 | 19,800 | 5,280 | 0 | 550 | 0 | 26,400 | 134,200 | 274,120 | 414,040 | 10,450(3年縛り) | |
楽天ひかり(楽天モバイルセットで1年無料) | 880 | 19,800 | 5,280 | 0 | 550 | 0 | 63,360 | 97,240 | 237,160 | 377,080 | 10,450(3年縛り) | 楽天モバイル契約者は初年度無料(36960円相当) |
おてがる光 | 2,200 | 19,800 | 4,708 | 165 | 550 | 5,000 | 0 | 147,152 | 277,304 | 407,456 | 0 | |
スマート光 | 3,300 | 19,800 | 4,730 | 330 | 550 | 0 | 19,800 | 137,940 | 272,580 | 407,220 | 22,000(2年まで) | |
enひかり | 3,300 | 16,500 | 4,730 | 198 | 550 | 0 | 0 | 151,272 | 282,744 | 414,216 | 0 | 固定IPオプションを770円で提供 |
enひかり(勝手に割り110円) | 3,300 | 16,500 | 4,620 | 198 | 550 | 0 | 0 | 148,632 | 277,464 | 406,296 | 0 | UQ mobile、ahamoユーザーは永年110円割引 |
So-net光プラス | 3,300 | 26,400 | 6,138 | 0 | 550 | 0 | 67,152 | 123,060 | 283,572 | 444,084 | 20,000(3年縛り) | |
excite MEC光 | 4,400 | 198,00 | 4,950 | 0 | 550 | 0 | 30,404 | 125,796 | 257,796 | 389,796 | 0 | |
BB.excite光 Fit(〜30GB) | 4,400 | 19,800 | 3,520 | 0 | 550 | 0 | 0 | 121,880 | 219,560 | 317,240 | 0 | 従量課金制 |
BB.excite光 Fit(〜200GB) | 4,400 | 19,800 | 4,290 | 0 | 550 | 0 | 0 | 140,360 | 256,520 | 372,680 | 0 | 従量課金制 |
BB.excite光 Fit(〜500GB) | 4,400 | 19,800 | 5,060 | 0 | 550 | 0 | 0 | 158,840 | 293,480 | 428,120 | 0 | 従量課金制 |
BB.excite光 Fit(500GB〜) | 4,400 | 19,800 | 5,830 | 0 | 550 | 0 | 0 | 177,320 | 330,440 | 483,560 | 0 | 従量課金制 |
縛りによる解約金が発生しなければ、携帯キャリアのセット割が一番オトク
携帯電話回線とのセット割は基本的に携帯電話料金から永年500円〜1000円の割引となるため、長く使えば使うほどお得になります。
私はメイン回線がソフトバンク、サブがIIJmio、家族が楽天モバイルに契約しているため、それぞれのセット割のケースも計算してみました。
ソフトバンクのおうち割が適用できる場合は、キャッシュバックが高額かつ月額も安いNURO光がダントツで安くなります。
ドコモやauを契約している方も同様に、ドコモ光やauひかりにしておけば間違いないでしょう。
セット割以外にも、携帯キャリアは潤沢な資金を生かして(?)高額なキャッシュバックも設定しています。
格安simのIIJmioの場合も、携帯回線の料金が安いにもかかわらず月々660円も安くなるため十分お得です。
携帯とのセット割が適用できる人は、セット割のプロバイダを選択すれば最安になると考えて良いでしょう。
ただし、携帯キャリアのセット割プロバイダにはデメリットもあります。
セット割は特定のプラン(要は高額な携帯プラン)に加入していないと対象になりません。
注目のahamo、povo、LINEMOといったオンライン専用格安プランについても、光回線とのセット割の対象外となるため注意です。
また、携帯キャリアの光回線はお得意の2年縛りとなっています。
セット割前提で最安のプロバイダを選んでしまうと、将来的によりお得なプランが登場したときに携帯も光も乗り換え難くなるため、あまり積極的に選択すべきではないと思います。
携帯キャリア系でも楽天に関しては格安プランしか無いため常にセット割の対象となりますが、月額料金の永年割引ではなく1年目無料という一時的な割引内容になります。
NURO光は外壁に穴をあける必要がある
安い上にとにかく高速であることが特徴のNURO光ですが、デメリットもあります。
多くの光回線サービスはNTTのフレッツ光の回線利用した光コラボレーション事業というものですが、NURO光の場合はNTTのダークファイバーを利用しています。
ダークファイバーを利用している場合は、中継機となる光キャビネットが必要となります。
通常、光キャビネットは外壁にビスで取り付けるため、外壁に穴があくことになります。
戸建て住居で外壁に穴をあけるのはちょっと抵抗を感じる人も少なくないのではないでしょうか。
セット割が使えないのであれば単体最安系プロバイダ
セット割の対象にならないのであれば、単体で最安となるプロバイダを探すことになります。
現在よく名前が上がるのは「NURO光」「おてがる光」「スマート光」「enひかり」「So-net光プラス」 「excite MEC光」「BB.excite光Fit」です。
検索していると度々目にする「So-net光プラス」は、2年目までは割引が適用されますが、3年縛りで高額な解約料が発生します。
3年キッチリで解約できればセット割無しの単体としてはNURO光に次いで安くなりますが、これは極めて限られた条件下で最安になるだけだと言えます。
解約月を逃した瞬間に他社より高額になりますので、「So-net光プラス」はおすすめできません。
「おてがる光」「スマート光」「enひかり」「excite MEC光」は似たりよったりですが、キャッシュバックや割引の内容と解約料の設定が異なります。
横並びの4プロバイダのためお好みで選んでも大差ありませんが、あえて選ぶとしたら「excite MEC光」か「enひかり」です。
「excite MEC光」は初期工事費無料と12ヶ月割引のキャンペーンがあるため、初めて光回線を引くのであればこの中で最安となります。
また、「enひかり」は固定IPオプションと、UQ mobileとahamoユーザーに毎月110円の割引が適用される「勝手に割り」が存在するという他社と異なった特徴があります。
固定IPオプションは唯一無二のオプションですし、将来的に「勝手に割り」の対象サービスが拡大される可能性も期待できるため、他のフレッツ光回線から乗り換え先として選ぶ価値は十分にあります。
従量課金制の「BB.excite光Fit」は光回線サービスで唯一無二の革命プランです。
セット割無しの月額基本料としては5000円(ipv6込み)が最安ラインとなっていますので、200GB以内に収まるのであれば4290円となり月額料が最安になります。
500GB以内でも最安ラインの5060円ですので、500GB以上利用する人以外には極めて価値の高いプロバイダと言えます。
私にとっての最適解はどのプロバイダなのか
一覧を作って比較してみると、意外とシンプルに考えることができました。
- 携帯のセット割を使ってでも最安にしたい -> 携帯キャリアプロバイダ(縛りあり)
- 外壁工事のことなど気にしないので最安にしたい -> NURO光(縛りあり)
- 楽天モバイルを契約している -> 楽天ひかり(縛りあり)
- 1ヶ月の通信量が200GB以下である -> BB.excite光 Fit(縛り無し)
- 上記に該当しない -> excite MEC光(縛り無し)
私のソフトバンク回線は月額2178円のスマホデビュープランという貧乏くさいプランにしているため、セット割の対象外です。
(ちなみに格安simに変えない理由は、ヤフーショッピングのソフトバンク特典&ヤフープレミアム会員費無料が目的だから)
親のスマホ用にIIJmioも契約していますが、ahamoや楽天モバイルの登場によって使い続けるか不透明になってきたため、セット割を前提に選びづらい状況。
ということでセット割無しでの最安プラン探しとなりますが、光キャビネット設置のために外壁に穴をあける「NURO光」はやめておきたい。
となると論点は、月の通信量を200GB以内に抑えて「BB.excite光Fit」の月額4,290円に収めることができるか。
幸いにも私はGoogle Wifiを愛用しているため、直近30日の通信量が確認できます。
仕事中は半分以上の時間をzoomにつないでますが、仕事用PCの通信量は1ヶ月で約80GB程度。
私用PCが100GB、私のスマホが30GB×2台、妻のスマホが20GB、タブレットが2GB×2台、GoogleHomeが1.5GB×2台、その他にnasneやテレビがちょびっと。
つまり我が家は1ヶ月に280GB程度の通信量であるようで、「BB.excite光Fit」の200GB以下には収まりません。
もちろん、テレワークがなくなり私が会社に出社していたら仕事用PC80GBと私のスマホ30GB2台の通信量が殆どゼロになるはずなので、150GB程度に収まります。
テレワーク中でも500GB以下には抑えられるため「BB.excite光Fit」にしておきたいところですが、「BB.excite光Fit」はキャッシュバックや工事費の割引が受けられません。
であれば契約期間に縛りがなく工事費の割引が受けられる「excite MEC光」で光回線デビューし、テレワークが終わって自宅の通信量が抑えられるようになったら「BB.excite光Fit」に工事費無しで乗り換えて更に固定費を節約していくのが最適解と言えそうです!
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セット割などを適用しないのであれば、結局、縛り無しで最安となる「BB.excite光 Fit」か「excite MEC光」の二択になります。
一ヶ月の通信量が200GB以下であれば「BB.excite光 Fit」、そうでないかよくわからないのであれば何も考えずに「excite MEC光」にしておけば良いです。
とはいえ、光回線の価格破壊よりも先に5Gの価格破壊が起きてしまったため、このままでは光回線の契約数は減っていきます。
光回線業界も黙って指をくわえて見ているとは思えませんので、今後も業界ウォッチが必要ですね。
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