【レビュー】クリエイターに愛用されるオンリーワンの名文具 トラディオ・プラマン
クリエイターに愛される文房具は高級とは限らない
これまで私が愛用している文房具の中に、非常に風変わりであまり知られてない文房具があります。
私はITエンジニアという仕事柄、アイデアを整理したりシステム構成図を検討する際に、紙に書きながら考えることがあります。
そんな時ジェットストリームを使ったりもしますが、考えをまとめるような場面でメインで使っているのはトラディオ・プラマンです。
プラマンはまるで一般人には知られていません。おそらくあまり売れていないと思います。
プラマンが知る人ぞ知る名文具と呼ばれるのは、書くことを生業とするようなクリエイターに愛用されているからです。
私がアイデアを整理したりシステム構成図を書くときに私が最も大切にしているのは書く気持ち良さです。
私の場合、ペンが止まれば思考も止まるからです。
今回はこのような場面で最高の働きをしてくれているプラマンを紹介します。
トラディオ・プラマン
プラマンには”プラマン”と”トラディオ・プラマン”の2種類があります。
無印プラマンは使い切りタイプのプラマンで、トラディオ・プラマンはリフィルを入れ替えることができるタイプです。
ボールペンでもサインペンでも筆ペンでもない唯一無二の書き味
このプラマンを説明する上で、非常に難しいのが「プラマンは何ペンであるか?」です。
プラマンは”プラ”スチック・”マン”ネンヒツの略で、万年筆の構造でありながらペン先がプラスチックで作られていることからきています。
これによって万年筆のようにインク乾きでかすれることもなく、サインペンのような書き心地でありながら、筆ペンのように筆圧によって先の太さを自在に変えることができます。
これがなんとも言えない書き心地で、スラスラとペンが走ります。
リフィル交換で末永く愛用
トラディオ・プラマンはリフィルを入れ替えることでずっと同じペンを愛用し続ける事ができるわけですが、本体が500円くらいなので全然高くありません。
リフィルの交換はペンの持ち手の部分を回すだけで、このように簡単に外せます。
黒・赤・青のリフィルから好きな色をチョイス
プラマンのリフィルは黒・赤・青の3色展開されているので、私は青色をメインに愛用しています。
プラマンは1994年にフランスで開催された国際文具見本市で金賞を受賞したという実績があり、ユーロ圏向けにフランス工場でも生産されています。
ボディはフランス製の限定色のものが度々販売されているので、東急ハンズやネットで違う色のボディを探して3色とも常備しておくのも良いですね。
このシルバーのプラマンも限定カラーです。
書くとこんな感じです。
思考を書き起こすのに最適なペン
トラディオ・プラマンは頭の中を整理したいような、思考を書き起こす場面において最適なペンです。
書き心地においても、その構造においても、リフィル交換が可能という点においても、唯一無二とも言えます。
無駄にペンを走らせたくなるペンです。
落書きのしすぎに注意してください(笑)